こんにちは。
チャイルドケアコーチングマスターの
かやはらけいこです。
おうち時間が増えて
ご自宅でアロマセラピーを
楽しむ方が増えています。
気をつけていただきたいのは
子どもに使っても良い精油と
使用量が限られている
という事です。
植物性だから何でも安全
というわけではありません。
まず初めに
精油の吸収から代謝について
簡単にご説明いたします。
精油の成分は
呼吸や皮膚から体の中に吸収され
血管の中に入って
血液と共に体中を巡ります。
血中に含まれた成分は
肝臓を通過する時に
代謝されます。
精油の成分は
肝臓の酵素によって
作用を持たない不活性な成分に
変えられるのです。
最終的には
腎臓で水溶性の成分に変えらえ
尿として排泄されます。
また
肝臓で不活性化された成分は
胆汁にも含まれ
便にも微量排泄されます。
わずかですが
血中から体中を巡った成分は
吐く息からも排泄されます。
このように
お部屋で香りを嗅ぐだけで
精油の成分が肝臓と腎臓を通過し
代謝されるのです。
なので
発育途中である赤ちゃんや子どもには
臓器への負担が大きくなるので
精油の使用量は
大人の半分にしましょう。
また
精油の成分にも
注意が必要です。
精油の中には
毒性・刺激・感作(アレルギー)
という安全性に欠ける働きをもつ
成分を含むものがあります。
ペパーミント
ローズマリー
ユーカリなど
刺激的な香りは
控えた方が良いです。
ここまでくると
「何の精油なら大丈夫なの?」
とご心配になる方もいると思うので
お子さまにも安心して使える精油を
ご紹介させていただきます。
《子どもに安心して使える精油》
ラベンダー
カモミール・ローマン
ティーツリー
オレンジスイート
グレープフルーツ
ベルガモット
レモン
フランキンセンス
安心とは言え
「絶対に大丈夫」
というわけではないので
アレルギー、使用方法、使用量には
注意が必要です。
また
子どもにも香りの好みがあるので
嫌がる香りを無理に使用するのも
控えましょう。
アロマセラピーでは
「良い香り」と感じた時に
心と身体に良い効果をもたらします。
家族の心と身体が元気になるように
好きな香りを楽しんでください。
最後に
一番大切なことは
お母さんの香り
ご飯の香り
おうちの香りなど
アロマセラピーだけでなく
子どもの心を満たす香りがあることを
忘れないでくださいね。
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